産泰神社 安産祈願

安産祈願や神社のことについて、神職が綴ります。

このはな手帖

【画像あり】腹帯のおすすめ商品がみつかる!有名5ブランドの特徴や神社授与品を徹底調査

【画像あり】腹帯のおすすめ商品がみつかる!有名5ブランドの特徴や神社授与品を徹底調査

日本では、女性が妊娠すると、妊娠5ヶ月目頃、縁起がいい日とされる戌の日に、「腹帯」を締める風習があります。これは、母子の健康を祈願する「帯祝い」と呼ばれる古来の日本独特な風習に由来します。

その昔、伝統的な腹帯といえば、「岩田帯」と呼ばれる綿布1枚のさらし帯でした。しかし、最近では各メーカーからさまざまなデザイン、多様なタイプの腹帯が多数発売されており、何を選べばいいのか悩んでしまうほどです。

ここでは、「腹帯」に関する歴史や本来の意味も学びながら、たくさんある腹帯の中から、妊婦さん一人ひとりにぴったりな腹帯を選べるような役立つ情報を紹介していきます。

INDEX

1.腹帯とは?

1-1. 妊婦さんのお腹に巻く帯のこと

日本には、女性が妊娠すると、妊娠5ヶ月目のはじめの戌の日に「腹帯」を締める「帯祝い」という古来の風習があります。「腹帯」とは、安産を願って妊婦さんのお腹に巻く帯のことです。メーカーによっては「妊婦帯」と呼ばれることもありますが、同じものを指します。

帯祝いの帯は、別名「岩田帯」と呼ばれます。その由来はいくつかありますが、穢れや災いから身を守る「斎肌(いはだ)帯」がその一つです。岩のように頑丈で強い赤ちゃんになるようにとの願いが込められています。また、「結肌帯(ゆいはだおび)」と呼ばれていた肌に巻く帯が、上記の願いを込めて「岩田帯」と呼ばれるようになったとも考えられています。

1-2. 腹帯の起源は、古事記にあり

腹帯の起源は古く、その起源を神功皇后の故事に求めることができます。

古事記によれば、紀元後3世紀頃、朝鮮半島にある新羅征伐に行くときに神功皇后は出産しそうになったので、そこで腹帯に小石を挟んで陣痛を鎮め、帰国後、無事元気な男の子(後の応神天皇)を出産したという話が記されており、これが腹帯の最初と言われています。(鎌田久子ほか「日本人の子産み・子育てーいま・むかしー」勁草書房p.50)

平安時代には公家社会で宗教的儀式の一つとして定着し、江戸時代には現在に見る「戌の日に腹帯を巻く」という風習が、庶民にも広がっていきました。

1-3. 腹帯を巻き始めるのは、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日

安産祈願守りと安産の守り神である戌
無事のお産を願って妊婦さんのお腹に腹帯を巻き始める「帯祝い」に由来し、現在でも腹帯を巻き始めるのは、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日、と言われることが多いです。ちょうど安定期に入り、お腹が少し大きくなり始める頃です。同じタイミングで、社寺へ安産祈願に行かれる方も多いです。

戌の日が選ばれるのは、戌(犬)がたくさんの子犬を産みますがお産がいことから「安産の守り神」として親しまれており、縁起がいいとされているためです。

しかしながら、「妊娠5ヶ月目の最初の戌の日」というのはあくまでも目安です。妊婦さんの調子に合わせて、腹帯を巻き始めるタイミングは、それよりも早くても、遅くても、全く問題ありません。

 

2.腹帯の効用とは?

腹帯をする時期の妊婦

2-1. 腰や背中の負担を和らげる

妊娠にともない、女性の体は大きく変化します。ホルモンの分泌により関節が緩み、お腹が大きくなることで腰や背中への負担が大きくなり、腰痛になりやすくなります。腹帯でしっかりとお腹を支えることで、体のバランスを安定させ姿勢を正しく保ち、背中や腰の負担を和らげることができると言われています。

2-2. お腹が冷えるのを防ぐ

お腹が大きくなると、姿勢の変化により血行が悪くなります。また、ホルモンバランスの変化により体温調節がうまくできなくなることもあります。さらに、妊娠中の子宮は大量に血液を必要としているため、体内を流れる血液の量が不足気味になり「冷え」の状態になりやすい傾向があります。妊婦さんの子宮が冷えの状態にあると、赤ちゃんを保温するための羊水まで下がってしまうと言われています。

腹帯をするとお腹周りが温められるので、大事なお腹の冷え防止につながります。

2-3.  衝撃から赤ちゃんを守る

妊娠中はお腹が大きくなり足元が見えにくくなり、転倒の危険性が高まります。転倒や、何かにぶつかった時の衝撃から、赤ちゃんを守るというメリットもあります。

3.腹帯は何枚必要?

3-1. 最低1枚は必要。2〜3枚あると便利。

帯祝いは古くからの日本の風習ですが、現在でも、妊娠・出産をした女性の約8割の方が腹帯は「必要・あった方がよい」と回答するなど、腹帯は今も妊婦さんにとってマストアイテムの一つであると言えるでしょう。最低1枚はもっておくと安心かと思います。

腹帯の要否についてのアンケート結果

(出典:kosodate LIFE 「腹帯は必要?必要ない?」

また、妊娠中長く使うものですので、様々なシーンに適した腹帯をプラスで持っておくと役立つかもしれません。実際問題、洗濯のことも考えると、2~3枚あると便利かと思います。

3-2. 初めての方にもおすすめ、オールマイティに使える1枚

まずは1枚持っておきたいという方、もしくは使うのが初めてという方にもおすすめできるのは「はじめてママの妊婦帯セット」(pigeon  税込3,080円)です。

pigeonの腹帯

商品名:はじめてママの妊婦帯セット(ピンク)
妊娠初期に使用できる腹巻タイプと、妊娠中期からしっかりとお腹を支えたいときに使えるベルトタイプがセットになっており、妊娠時期やシーンに合わせて使い分けが可能です。また、トイレ時の脱着も便利です。

安産祈願で印を押してもらうことができる色・素材ですので、社寺への持ち込み用腹帯としても使えます。

3-3. 2枚目以降は妊婦さんの個別事情に合わせて使いやすいものを買い足す

2枚目からは、妊婦さんの好みや状況に合わせて、使いやすものを買い足してみるのがよいでしょう。例えば、お仕事をしている妊婦さんであれば、ずれにくくアウターにも響きにくい「パンツタイプ」と言ったように、機能に優れたタイプが各種メーカーから販売されていますので、是非検討してみてください。

最近では色や柄もさまざまですので、自分の好みに合った腹帯を選びましょう。

4.おすすめ腹帯紹介と選び方のポイント

各メーカーからたくさんの腹帯が販売されています。そのため、いざ購入するとなると、あまりの種類の多さに「どのタイプを選べばよいかわからない」「種類がたくさんあって違いがわからない」と思っている妊婦さんが約7割にものぼります。

腹帯の選択に関するアンケート回答グラフ
(出典:pigeon.info「はじめての妊婦帯選び」、困ったことは?

ここでは、おすすめの腹帯を紹介し、ご自身にぴったりの腹帯の選び方のポイントをお伝えします。

4-1.シーン別!各タイプの強み

4-1-1.  自分で調節ができる「さらしタイプ」

さらしタイプの腹帯
出典:戌印さらし たんじょう(HB8012 )│ 戌印本舗

<メリット>
・体型に合わせて締め具合の調節が可能
・通気性が優れており蒸れにくい

<デメリット>
・脱着に手間がかかる
・腰回りが少しもたつく
・巻き方にはコツがいる

巻き方はこちらの動画で紹介されています。(いずれも、0:35〜)
妊娠初期〜中期の方向け:https://www.youtube.com/watch?v=TeH2H9VZ9Zg
妊娠後期の方向け:https://www.youtube.com/watch?v=ssEpEVmvg1I

<着用時期の目安>
妊娠初期〜産後まで

<おすすめシチュエーション>
お休みの日や就寝前など時間に余裕のあるとき

4-1-2. 楽な着用感「腹巻タイプ」

腹巻タイプの腹帯
出典: 妊婦帯はらまきタイプ 産前用ボトム │ ワコール_マタニティ

<メリット>
・位置がずれても直しやすい
・トイレの際に上げ下げしなくてもいいので楽
・ゆったりしたつけ心地

<デメリット>
・サポート力はやや弱め

<着用時期の目安>
妊娠初期〜後期

<おすすめシチュエーション>
就寝時などのリラックスタイム

4-1-3. 外出時におすすめ「パンツタイプ」

パンツタイプの腹帯
出典:潤う・らくばきパンツ妊婦帯 | 犬印本舗の妊婦帯・腹帯

<メリット>
・動いてもずれにくい
・スッキリしたシルエット

<デメリット>
・調節はあまりできない

<着用時期の目安>
妊娠初期〜後期

<おすすめシチュエーション>
・お出かけやお仕事など
・パンツスタイルの時

4-1-4 .しっかり支える「サポートベルトタイプ」

サポートベルトタイプの腹帯出典:お腹フィットサポートベルト クリーム

<メリット>
・体型に合わせて締め具合の調節が可能}
・サポート力が高い

<デメリット>
存在感がありアウターに響くことも

<着用時期の目安>
妊娠中期〜後期

<おすすめシチュエーション>
しっかりサポートしたいとき

4-1-5.  【番外編】産後の骨盤ケアまで使える「骨盤ベルト」

骨盤ベルト
出典:トコちゃんベルトⅡ  │ トコちゃんベルトの青葉

「腹帯」ではありませんが、妊婦さんの腰の悩みに役立つ「骨盤ベルト」。骨盤をしっかり支えてくれるので腰痛や恥骨痛の軽減が期待できます。

4-2. 季節に合わせて素材を選ぼう

4-2-1. 夏は通気性に優れた薄手の素材を

夏に使う妊婦帯の素材は、綿など汗をよく吸ってくれる薄手のものを選びましょう。夏は妊婦帯をしたくないという方もいらっしゃるかもしれませんが、クーラーなどで実は夏こそ体が冷えやすくなります。薄手で通気性のいい腹帯でお腹を守ってあげましょう。

4-2-2. 冬は保温性の高いつでの素材を

冬に使う妊婦帯の素材は、厚手のあたたかいものを選びましょう。シルクや裏起毛素材なら保温効果も抜群です。

4-3. ブランド紹介

4-3-1. 老舗トップブランドメーカー「犬印本舗」

戌印本舗のロゴ
出典:戌印本舗

1902年に創業。1945 年に犬印高級晒木綿帯「いわた」を発売以来するなど、120年の歴史を誇る老舗トップブランドメーカーです。

現在は、できるだけ心地よく快適に過ごせる商品開発を目指すプロジェクトも進められており、来社モニター座談会やフィッティング、在宅モニター調査・アンケートなどを継続的に行うなどして生の声をしっかり受け止められています。この「ママと犬印の共同開発商品」としてGOOD DESIGN賞も受賞しています。

4-3-2. 種類が豊富な「ピジョン」


出典:ピジョン

戦後まもなく哺乳器メーカーとして誕生したピジョンですが、現在はマタニティ・ベビー用品全般を扱う一大ブランドに成長を遂げました。世界への事業展開もめざましく、中国、シンガポールを中心に、アジア各国にマーケットを拡大しています。

4-3-3. 骨盤ケアといえば「トコちゃんベルトの青葉」

トコちゃんベルトのロゴマーク
出典:トコちゃんベルトの青葉

トコちゃんベルトの考案者であり助産師・整体師の渡部信子さんが、妊婦や褥婦に骨盤のケアを開始したのをきっかけに、大阪で事業スタート。「骨盤ケア」という造語は、渡部さんが生み出したものだという。

現在も骨盤ケアにフォーカスした商品が多数展開されています。トコちゃんベルト選び診断で自分に合うベルトを選べたり、正しいベルトの付け方はホームページで紹介されているだけでなくオンライン教室も開催されたりと、とにかく骨盤ケアについて頼れるブランドです。

4-3-4. ちょっとお高めだけどさすがの「ワコール」

ワコールマタニティーの企業ロゴ
出典:ワコールマタニティー

日本の高品質を誇るトップ下着ブランドといえばワコール。マタニティーグッズについても例外ではありません。ワコールのものづくりを支える人間科学研究開発センターの客観的データをもとに、妊婦さんに優しい設計の商品開発が行われています。

4-3-5. お手軽価格で気軽に買える「西松屋」
西松屋の企業ロゴ
出典:西松屋

国内に1000店舗以上展開する西松屋。ベビー服・子供服の品揃えで有名ですが、マタニティアイテムも取り扱っています。腹帯の種類は決して多くはないですが、なんと言ってもお手頃価格で腹帯を購入できるというのは、妊婦さんの強い味方ですね。

4-4. サイズは基本的に妊娠前の体のサイズを目安に

基本的には、妊娠前と同じサイズを選べば大丈夫です。多くの場合、腹帯のサイズは「マタニティサイズ」で展開されていますが、妊娠前のサイズを目安に設定されているためです。

5.どこで腹帯を手に入れるか?

5-1. 西松屋、アカチャンホンポ、バースデイなどのベビー用品専門店

街中のベビー用品店で、腹帯を購入することができます。西松屋、アカチャンホンポ、バースデイなどが店舗も多く便利です。

店舗にもよりますが、見本があれば素材を確かめることもできますし、場合によっては試着ができたりします。腹帯は返品不可、ということが多いので、実物を見て選ぶと安心ですね。

また、アカチャンホンポは、犬印本舗やpigeonと「アカチャンホンポでしか買えない共同開発商品」を販売するなど、他との差別化にも力を入れています。

5-2. インターネット

各メーカーの商品サイトや、楽天・Amazonでも購入することができます。ただし、腹帯は返品不可ということが多いので、実際に店舗で現物を見てからネットで購入するのがいいかもしれません。

5-3. 神社での安産祈願で授与される場合も

社寺の安産祈願の授与品として、腹帯をいただくこともあります。神社によって、授与品一式に含まれる場合と、別途料金となる場合があります。腹帯の準備を始める前や安産祈願に行く前に、各神社のホームページで確認してみるといいでしょう。

神社で頒布する腹帯は、伝統的な「さらしタイプ」が多いですが、近年では機能重視でさらしタイプ以外のものを授与品として扱っている神社も多くあります。

5-4. お祝いでいただくことも

元来、腹帯は妊婦側の実家が用意するものでした。現在では様々なタイプの腹帯が販売されており、自分にぴったりなものは妊婦さん本人でないと選ぶのが難しい、という状況です。なお、お祝い用にと贈られるものは「さらしタイプ」が今でも多いです。関東圏の。

6.関東圏の神社での安産祈願情報

安産祈願をうけられる神社

6-1. 社寺の安産祈願での腹帯について

社寺によって、安産祈願での腹帯の対応は異なります。安産祈願に行く予定しているWEBサイトで事前に確認しましょう。

6-1-1. 授与品として腹帯が準備されている場合

腹帯は神社の授与品として準備されている神社があります。金額は、ご祈祷料に含む場合と、別途料金が設定されている場合とがあります。こうした神社でも自身の腹帯を持ち込めるところもありますので、事前に確認しましょう。

6-1-2. 妊婦さんが腹帯を事前に準備して持っていく必要がある場合

腹帯を神社で授与されない神社に行く場合は、事前に妊婦さんが準備をしたものを持っていきましょう。神社にもよりますが、名入れや印を押してくれるところがありますので、色・素材は注意が必要です。おすすめは、薄い色(薄ピンクや薄い黄色など)、綿です。

また、腹帯を持っていく時は、人に見られても恥ずかしくないように、きれいな紙袋に入れるか、風呂敷で包むなどするとよいでしょう。

万が一、どうしても腹帯を準備できない場合は、印を押した小布(小さい四方形の布)をいただくことができます。後で腹帯に縫い付けるためのものです。

6-2. 「水天宮」(東京都中央区)

水と関係のある神社です。農業・漁業・船舶業者だけでなく、水には「流し出す」という作用があることから安産とつながり、子供の守護神、子授けなど子供にも縁の深い神社として知られています。

・授与品の腹帯:さらしタイプ もしくは 小布(手持ちの腹帯に縫い付けるもの)
・ウェブサイト:http://www.suitengu.or.jp

6-3. 「子安神社」(東京都八王子市)

燃え盛る産屋で赤ん坊を無事に産んだことから、安産の女神として有名な木花開耶姫命をご祭神とする神社です。安産祈願のご祈祷料6,000〜30,000円と幅があり、腹帯を授与品としていただけるのは、12,000円(普通式)以上となります。

・授与品の腹帯:20,000円以下 さらしタイプ / 25,000円以上 ゴム入りタイプ(伸縮性あり)
・ウェブサイト:https://koyasujinja.or.jp

6-4. 「鬼子母神」(東京都豊島区)

安産や保育の神として信仰される鬼子母神(きしもじん)をお祭りする神社。鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ・歓喜母)呼ばれる鬼女ですが、仏教の伝説によると、釈尊在世の頃、この鬼女が王舎城に出現して、民衆の子供を奪い食いましたが、釈尊に教導され、五戒を受け、以後王舎城の守護神となったといわれています。

・授与品の腹帯:さらしタイプ(布にはお経が書いてあり、妊婦さんの名前を書いてくれる)
・ウェブサイト:https://www.kishimojin.jp
・その他:電話予約が必要

6-5. 「櫻井子安神社」(千葉県旭市)

木花咲耶姫命を主祭神とする神社。お隣には昔お寺があり、長らく続いた神仏混淆の時代の中で、お寺のすぐ隣にある子安神として地域の女性たちの信仰の場として存在していたとも考えられています。

・授与品の腹帯:なし(持ち込みの腹帯に御朱印をいただけます。なお、持ち込みする腹帯がない場合は、小布に御朱印をいただけます)
・ウェブサイト:https://www.kajiro.jp
・その他:電話予約が必要

6-6. 「雨引山楽法寺」(茨城県桜川市)

古くは奈良時代前期、聖武天皇とその妻である光明天皇もここで安産を祈願されたとされている雨引山楽法寺。明治時代に布告された神仏分離令という大改革の中でも生き残り「一に安産、二に子育よ、三に桜の楽法寺」と里謡に歌われるほど、庶民信仰の中に深く定着しているお寺です。

・授与品の腹帯:さらし or コルセット(戌印)
・ウェブサイト:http://www.amabiki.or.jp

6-7. 「鴻巣神社」(埼玉県鴻巣市)

赤ちゃんを運んでくると言われるコウノトリに由来する名を持つ神社。この地にある「神様の木」と呼ばれる大樹でコウノトリが産み育てていた卵を食べようとした大蛇を撃退したという伝説があります。

・授与品の腹帯:なし (持ち込みの腹帯に御朱印をいただけます。)
・ウェブサイト:https://www.koujinja.or.jp

6-8. 「産泰神社」(群馬県前橋市)

木花佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)をご祭神とする神社。産泰とその名が示す通り、安産の神社です。江戸時代から、底のない柄杓は水が抜けてしまうことを楽にお産ができるということに見たて、底のない抜け柄杓を奉納するという珍しい信仰が根付いています。

・授与品の腹帯:サポートベルトタイプ(ローズマダム)
・ウェブサイト:https://www.santai-jinja.jp

7.まとめ

安産を願って妊婦に腹帯を巻くという日本古来の風習です。現在ではいろんなブランドから多様な腹帯が販売されており、選ぶのが大変という方もいらっしゃるかと思います。

腹帯は複数枚持っていると便利ですので、オーソドックスな1枚に加え、妊婦さん個人に合ったシーンのものを買い足すのが良いでしょう。タイプ、素材の組み合わせで、自分に合ったものを選んでみましょう。

腹巻は、腰痛防止、保温、そして赤ちゃんを守るという重要な役割を果たします。短いようで長い妊娠期間、少しでも快適に過ごせるよう自分に合った1枚が見つかりますように。

<参考資料>

鎌田久子他(1990)「日本人の子産み・子育てーいま・むかし」勁草書房
田口裕子(2011)「現代における安産祈願の実態とその背景」『神道宗教』(220‒221)p.107‒129
ムカルジーヒヤ(2021)「育儀礼における腹帯の実態と動向の検討─ 愛知県名古屋市の社寺の事例から ─」『年報人類学研究』第12号 p.247-258
犬印本舗 https://www.inujirushi-shop.jp/ic/11110
トコちゃんベルトhttps://toco-care.com/toco-belt/
Pigeon https://products.pigeon.co.jp/category/index-62.html
WACOL WEB STORE 妊婦帯の選び方GUIDE https://store.wacoal.jp/topics/brand/ninputai_erabikata_guide.htm

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